2007.11.17 Saturday
MIDI キーボード:PCR-x00を見に行く
MIDI キーボードコントローラー PCR-500
を、見てきました...なぜって、買うつもりだったわけで...それまたなぜって、DTMを手軽にやってみるか、と少し色気を出しただけです。しかもなぜこの機種かと言うと...音源+シーケンサ+入力用キーボード、の組み合わせで考えると、これが最も安い組み合わせだったからです。
このMidiキーボードには、音源はありませんが、ローランドさんがメインに扱っているシーケンサーソフトのサブセット版、音源ソフト(ソフトシンセサイザー)がついているので、買ってそのままほぼフルセット揃うということになります。
問題は、そのキーボードの品質と、ソフトとのレイテンシーの関係なのです。それを今日、確認に行って見た、と言うわけです。
さてその結果ですが
・キーボードの品質:
まぁ安いシンセサイザーのキーボードレベル、と言う感じでしょうか。アフタータッチがついているので、若干押し込みがフワフワしますが、ピアノ的弾き方でもさほど気になるレベルではないです。
ただし、軽さは電子楽器そのものでハンマーウエイトが入っているようなタイプではないので致し方ないですが、簡単に最大音が出ちゃいそうな感じです。
・各種コントローラ
対応ソフトと一緒に動かしたわけではないので、細かくは判りませんでしたが、全てのボリューム、スイッチが、さまざまな機能にアサインできるソフトが付属しているので、かなり便利に使えそうです。
・ソフトシンセサイザー
これまた、標準の添付ソフトではないので、正確な評価は下せないのですが...ここで、レイテンシーの問題が気になりました。鍵盤を弾いてから音が出るまでの時間は、かなりかかっているように感じます。
その、レイテンシーの問題について
お店の人に聞いたり、動作中のソフト(Sonar6StudioEdition)を色々操作して、かなりレイテンシーを抑えたのですが...それでもおそらく、50ミリ秒程度は有ったのではないでしょうか。
帰宅してから調べた内容からしても、50ミリは普通の範囲らしいので...実は、以前にMidiシステムを使っていたときにも、30ミリ秒のレイテンシーが、致命的な問題となって、リアルタイムレコーディングをあきらめた経験があるので、これはかなり気になります。
説明員に聞く限りだと、この程度は普通の範囲で、皆さんこれでリアルタイムレコーディングしていて、大きなズレはトラック全体をミリ秒単位でずらす事で、対応するとか...本当なんでしょうか。このソフト間のレイテンシーを、システムで認識して、ソフト的に対応できないんでしょうか...技術的には可能なはずです。ですが、説明員の話では、そのような機能があるとは思えません。
加えて疑問なのは、本当に説明員の言うように、このようなシステムを使っている人は、このレイテンシーを我慢して、リアルタイムレコーディングをしているのでしょうか。
と言うわけで、今回は購入を断念。Midiコントロールキーボードとしての完成度は高そうなので、残念ですが...このレイテンシーに対して何か別の解決策が無いか、事前に確認してから再度購入を検討する方向性に変えました。
とは言え、その解決策とは? ...これから考えるしかありません。
頭の中をめぐる音楽:...不明
日常:寒さ到来と言う感が強いので、今日から普段着も長袖、タートルネックですが...まだそんな格好でいると暑いのは確かです。まぁ真冬でも同じでしょうけど...なので、風邪が治ったのか悪化したのか、良く判らない一日でした。
読書:...
今日のiPod:Beethoven/Sonata#8/GlennGould,YoshikoKojima,VladimirAshkenazy
今日のCD:Bach/Well-TemperedClavir/GlennGould
万歩計:...
ピアノ:Bach/Sinfonien 1,3,5,14
Scrjabin/Sonata#3-1/譜読み中
僕の刺繍:...
カミさんの刺繍:...