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ピアノプラッツに行って来ました
ピアノプラッツさん(http://www.pianoplatz.co.jp/)に行って来ました。忙しい日だったので、小一時間ほどしかお邪魔できませんでしたが、とても楽しく、有意義なひと時を過ごさせて頂きました。結論から先に言うと、関西方面でピアノをお探しなら、ぜひ一度は尋ねるべき、お店だと思います。特にベヒシュタインを探しているなら、ここしかないかも知れませんね。

地下鉄 長堀鶴見緑地線 松屋町駅3番出口から南に2ブロックほど歩いたところですが、どんよりと曇って雨加減だったせいで、方角を見失ってちょいと迷いました。(ーー;)
それにしてもこの近辺はおもちゃやさんが多いですね。(^.^)

ピアノプラッツ看板
ピアノプラッツ看板
道路にこの看板が出ていなかったら、とおりすぎたかも知れません。

ちょっと見つけにくいピアノプラッツ店先
ピアノプラッツ店先
鉄扉のついた、ちょっと入りにくい雰囲気のする店先で、ぐっと冷たく重い扉を押すとさほど広くは無い店内に...UP6〜8台、GP2台がぎっしりと詰まってる感じでした。

ご対応いただいたのは、HPにもある代表取締役の清水克男さん。お話しによると、納品調整技術をドイツ本国のベヒシュタイン社で学ばれたとか...もちろん、ベヒシュタイン社公認の技術者でいらっしゃいます。
店内に入ると、ショールーム奥から出ていらっしゃいました。僕は遠くから興味本位で訪れた事、既にClassic118を持っている事、などを正直にお話ししたのですが、快く迎え入れていただき、今日の目的のA160の前にいすを用意して下さいました。
と言うことでまずは、お目当てのA160。

アカデミーA160
ピアノプラッツA160
ざっとピアノの中を眺めると、カポダストロバー、デュプレックススケールなど、時代に迎合したと言われている新しい設計のベヒシュタインです。ベヒシュタインにしては珍しく、鉄骨の固定部分には大きなプラスネジが使われていて、ある程度は製造上の手間が省かれている事がわかります。
音は、予想通りこれまでとは設計の異なる音の輪郭、性格を持っていて、弾き終わりに、おとなし目のスタインウエイのような印象が残ります。余韻の残り具合がそう感じさせるのかも知れません。
僕は未だに納得行くスタインウエイに遭遇した事は無いし、ベーゼンドルファーもある程度のサイズが無いと納得が行かない性質なので、偏った意見だと思いますが、今のところはこのA160はとても良い対抗馬です。少なくとも同サイズ程度の中古スタインウエイ、ベーゼンなどと比較すると、値段、音質、新品としての安心感など、全ての点で上です。

このように、A160を単独で弾いている限りは、とても魅力ある楽器なのですが、L167を弾いた後の印象は、ガラリと変わってしまいました。
6度、10度を含む複雑なコードを弾くと、黄土色系(濁った黄色?茶色?)の響きに感じ、中高音での調和した透明感や、グルーブ感を伴うパワーのある響きに乏しい感が否めません。なので、一瞬一瞬の響き全てに納得が行く感じではなく、少しづつ不満を残しつつ弾き進む結果となってしまいます。
しかし、単音、2音程度であれば中高音域のベヒらしい透き通る音は健在で、右手で主旋律を聞かせるタイプの曲であれば、さほど不満を感じる事は無いかも知れません。ただ、残念ながら僕はその手の曲が苦手なので...(ーー;)

でその隣に有った、L167はと言うと...
L167GoldLine(奥がA160)
ピアノプラッツL167GoldLine
こちらもA160と同じ様に、中を眺めると新しい設計のベヒ。ちなみに、このピアノには、我が家のベヒシュタインと同じく、日本のピアノ愛好家向けである旨の文言の書かれたゴールドプレートが貼られていました。(^_^)
それと、鉄骨の固定部分は、従来と変わらず、手前には大きなマイナスのネジ、鉄骨奥部分には六角ボルトが使われています。この六角ボルトの微妙な締め具合で、音の調整を行うのだそうで、モデルC、Dのサウンドベルと鉄骨を繋ぐ六角ボルトも同じく、調整可能だとか...調整の現場を見てみたいものです。(^_^)
...僕はネジフェチでは無いですよ。A160とL167の中を見比べると、その違いが目立つんで...

この型のピアノは、前回の楽器フェア(2003年)で初めて目にした新しいベヒGPです。そのとき一目(耳?)で気に入ったベヒシュタインのピアノの一つでしたので、その後もClassic118を最終決断するために訪れたEuroPiano本社ショールームでも散々弾いたハズなんですが...その予想をはるかに越える、すばらしいベヒトーンに驚きました。
このモデルを弾いていつも思うのは、弾き始めのしばらくの間は本来の音が出しにくい点です。いわゆる気難しい系の性格ですが、10分もするとコツがつかめて来て、自分なりに鳴り初めます。鳴り始めると、音につや、輝き、丸いコロコロと転がるよう、などさまざまな音が、出せるようになって来て、弾き手の個性となって現れます。もちろん、曲中では目指す音が一発で出せる訳では無いのですが、タッチや指使いを変えて、探せば出てくるので、こちらの腕不足も強く感じてしまう結果にもなります。
これは、A160とは全く違うピアノでした...と言うか、A160が違うピアノなんですね。特に音の艶と透明感は全く違う大きな特徴です。A160の持つ音も出せる上に、透明感や、コロコロ感が指先一つで出せてしまうのには、参ります。ついでに、A160では出せなかった、グルーブ感のあるパワーコードも難なく出て来た時は脱帽物でした。
しかも、清水さんとお話ししながら、僕でも簡単なアドリブであれば、パラパラとピアニッシモで弾けてしまう辺りは、本当にコントローラブルなタッチで、感心しました。最近のピアノは、でかい音は簡単に出るのですが、このピアニッシモが均一には出しにくいです。あえて言うと、鍵盤にばらつきが有るように感じてしまうほど、出しにくいように感じます。
要するにこのL167は、ちゃんと弾きさえすれば、思う様に答えてくれる、ピアノです。テキトーに弾くとテキトーな音しかしないのは、我が家のClassic118も同じですが、ひとたび鳴り始めると、その表現力の幅は倍以上に感じれられます。
この辺りの性格付けは、もしかするとこの清水さんの調整が僕の好みに合っていたのかも知れませんね。

気に入ったスタインウエイにはまだ遭遇していないのでそれは別としても、200センチ未満のベーゼンドルファーなら、絶対にこのL167です。値段が高くなるので、実質上は対抗馬となりにくいですが、価格抜きに考えると、200センチを超えるベーゼンだと悩む所、と言うことになります。


さて、兼ねてからの疑問だった、我が家のClassic118ってどうなんだろう。と言うことで、
Classic118(L167の対面。右に少し見えるUPは中古の12N。)
ピアノプラッツClassic118
残念ながら、まだ調整過程というか、新しい音で少し硬い印象が強いですが、やはり我が家のピアノと同じ素性、同じ性格、同じ系統、同じ音傾向をもっています。A160とL167で言えば、L167系の音。要するに本来のベヒトーンを隠し持っているアップライトであることが確認できました。
実はこの日は、カワイ、ヤマハと歩いて来た後なので、再認識できましたが、国産の3〜5クラスのグランドピアノと比較しても遜色有りません。それ以下のグランドピアノであれば、絶対的にこのClassic118の方が格が上です。(まぁ、お値段相応といえばそれまでですが...)
なので、先ほどカワイで見て来たピアノマスク(GPの弱音装置)。まるでL167にピアノマスクすると、Classic118みたいです。まじめにこの時、そう感じてしまいました。(^_^;;;)

Classic118買ってからもやっぱりGPへの夢が忘れられず、こりずに国産の3クラスを目指したりしてましたが、それでは不満が残るのは目に見えています。最低でもA160を目指しておかないと、Classic118だけでなく、新たに買うGPもかわいそうですね。


弾きながらお話ししつつ、今日は本当に色々な事を勉強させて頂きました。これまで持っていた、スタインウエイへの疑問、ベーゼンドルファーへの疑問、国産ピアノへの疑問、ピアノ技術者さんへの疑問...そして何よりも知りたかった、新しい設計を取り入れたベヒシュタインへの疑問。ほとんどの点で、その疑問を解消しつつ納得しました。僕の考えも、それほど間違ってはいなかった事も、確認できました。

特に、ベヒシュタインの新しい設計は、スタインウエイのコピーでは無く、別の新たな機能や効果を随所に盛り込んである、と言う点。この点については、色々とお話しする中で、実際に東京文化会館で耳にした、ベヒシュタインの新フルコンサートグランドの音を思い出しました。設計は新しくとも、ベヒシュタインはベヒシュタインの音だ、と言う事です。これは間違いない事実なので、単に時代に迎合した結果としての設計変更ではない、と言う事に納得した訳です。

色々な面で、とても良い勉強になりました。ピアノプラッツさん(清水さん)には、お礼申し上げ無ければなりません。また、遊びに寄らせて頂くときは、ちゃんと試弾予約して時間をかけてお話しさせて頂こうと思っています。

ここのL167に惚れてしまいました...ヤバイです。(^_^;;;)
 
 
帰り際に、ベヒシュタインのフルコンサートグランドで録音した、と言うバッハのゴールドベルク変奏曲のCDを頂きました。
GoldBergVariasion/J.S.Bach
Piano: Matthias Fuchs (Rec.2000)
と、ついでに情報として、今年11月3,4,5,6日と横浜で行われる楽器フェアに、EuroPianoさんがベヒシュタインのフルコンサートグランドD280を出品するとか...楽しみです。


頭の中をめぐる音楽:バッハバッハバッハのバッハメドレーの一日。(^_^)
日常:午後近くなって行動開始。阿倍野辺りを徘徊して、過去の記憶をたどって来た。意外な再開とめぐり合いが有って、感激してしまった。
万歩計:13495 大阪めぐり〜帰宅の割りには少ないかも。
ピアノ:ピアノやさんで、またまたチャラ弾き。
刺繍:...
カミさんは...大阪から帰宅したら、一生懸命刺していた。
| Piano | 23:20 | comments(8) | trackbacks(0) |
コメント
あ、スミマセン... すもーるとーくさん。見落としてました。m(__)m

おそらく すもーるとーくさんちのシュベは、マイナスだろうと思っていました。シュベは34年生まれで無くても、現在もマイナスなんじゃ無いかと思いますよ。その頃から作り方を変えてるわけじゃないでしょうしね。

>>スペースにお困りでしたら
いや、困っているのは、スペース以上にお金なので...(ーー;)
| 元コラ | 2005/11/01 12:00 AM |
元コラさんと同じ昭和34年生まれのシュベは、マイナスねじでした。
ねじひとつとっても、いろいろあるのですね。
あと一台くらいなら何とかなりますので、スペースにお困りでしたらご相談ください(^_^)
| すもーるとーく | 2005/10/29 2:22 AM |
しゅうじさん...
L167の値段は、正確には670万ですが、改めて考えると、縁遠い数値なので、一割くらい変わっても大きな違いじゃ無い事が判りますね。(^.^) でも値段に関係無く、経験するべきピアノだと思いますので、ぜひ弾いてみて下さい。
そう、ムジカセゾンさん、って面白そうですね。HP見ていても、売るためじゃなくて、趣味で買い集めてるんじゃ無いか、と思っちゃいます。

すもーるとーくさん...よくいらしてくださいました。(^_^)
本当に正夢になるなら、まずは宝くじかも知れません。とにかくとんでもない値段ですし、まずは入れ物から作らないと、買っても宝の持ち腐れになるばかりですし...(ーー;)

>>プラスねじとマイナスねじ
鉄骨をフレームに固定する大きなネジの頭の事です。ベヒは基本的にマイナスですね。要するに、最後の締めは、トルクレンチを使って、手で回すという事だと思います。プラスネジの場合、最後まで電動トルクドライバで締める事が可能です。
ちなみに、ピアノ製作に関するいずこかの本で「本来、木ネジはマイナスドライバでしっかりと締めるべきものだ」と言う記述が有りました。工業化されたプラスネジ使ったピアノを暗に批判しているように受け取れて、たまに気になって見てしまいます。今はマイナスネジの方が少ないです。
| 元コラ | 2005/10/29 12:18 AM |
「すもーるとーく」と入れたつもりが、「すも」になってました。
失礼。
| すもーるとーく | 2005/10/28 1:19 PM |
お目当てのグランドが見つかったようで、おめでとうございます。きっと正夢になりますよ〜。
ところで、プラスねじとマイナスねじの違いって何ですか?帰ったら、自宅のピアノを確認してみます。
| すも | 2005/10/28 1:18 PM |
L167って700万円でしょう?
目がまわりそうな額ですねよ〜。

「楽器ピアノを語る3」でノビスネさんがご紹介された奈良のムジカセゾンに行ってみたいです。近くにこんな凄いピアノやさんがあったとは全然知りませんでした。
ニューヨークスタインウェイを弾いてみたいな♪
| しゅうじ | 2005/10/28 12:17 AM |
しゅうじさん。

ピアノプラッツさんのL167は、本当にとても良かったです。ここ数日頭から離れず、完全にターゲットにしちゃってます。
って、先立つものは全く無いんですけどね。やっぱり夢は持たなきゃ、って。(^_^)
| 元コラ | 2005/10/27 11:17 PM |
元コラさん。
ベヒシュタインL167、よさげですね。
そのうち弾きにいってみます。^^
| しゅうじ | 2005/10/27 10:03 PM |
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