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楽器フェア2007 番外編 その2 さすがに最終回
今年の楽器フェア特集も、思った以上の長くなってしまいました。こんなにダラダラとレポートする気は無かったんですけどね。(^.^)

さて、総評と言うとかっこよすぎるので、全体的な雑感です。


・生ピアノの地位
今回、ヤマハが一般展示にはピアノを一切出さなかったと言うに値する状態であった(CFのみの展示...)のが象徴的に思われます。
この現象は、楽器フェアは象徴であって、一般家庭でも同じように、生のピアノは忘れ去れているんだろう、と言う事だろうと考えています。普通にピアノがある、と言う言葉はデジタルピアノのことをさすのが一般的になってきていますしね。
それに習って、ヤマハは生ピアノではなくデジタルピアノを前面に押し出し、生のピアノはその上の格のものであることを強調しているのでしょう。まずは、デジタルピアノ買ってください...そこからはじめましょう、って。

そして、スタインウエイがEssexを展示していた、と言うのはなぜなのでしょうか?
単なるブランド趣味なのでしょうか...スタインウエイブランドもしくは、一流ブランド扱いの安価なピアノを、市場が要求しているのでしょうか、かつて劣悪であった中国のピアノ製造技術がとても高くなり、一流ブランドの名に恥じないレベルになったのかも知れません...もしかするとBostonは危機的状況なのかも知れません。


それに反し、カワイは別方向を模索しつつも、堅実なピアノをしっかりと作って、カワイらしさを堅持しているところが、逆に心配だったりします。過去、名器を作り続けたピアノメーカーのように、縮小の一途を辿るんじゃないか、って...


・アコースティックな楽器の定義
楽器は音楽を作るものなんですよ。音楽のパワーはどこかに行ってしまったのか、と言うとそうでもない様に感じたところが、少し安心した点です。
形が変わり、メディアが変わっても、音楽は存在しているわけですから、楽器も変わっていくんでしょう。

と、考えると僕自身もエレキギター、エレキベース(ベースギター)を弾いていたのですが、これまでこれらの楽器はアコースティックではない、と言う認識でしたが、今回その認識が変わりつつあります。
今の時代は、ギターであれ、ベースであれ、ビンテージのシンセサイザーであれ、その全てがコンピュータで操られ、音源や、音源モジュールそのものもがバーチャルになっている時代なのです
...全ては、コンピュータに仕込まれたシーケンサーと、バーチャル音源ソフトウエアでシミュレーションされ、完全なバーチャルミュージックが作れる...しかも、10万円もしないソフトと、10万円もしないパソコンがあれば出来るんですよ。20万ほどで、明日からプロの作曲家と同じ環境が持て、同じ音楽を作ることが出来、音楽を始めることが出来る時代なのです。
そんな時代には、エレキギター、エレキベースは、アコースティックの部類に入れるべきだろな。って思うわけです。本来のアコースティックの意味は、変わっていくのではないか、と言う意味です...だって、ちゃんと人間がリアルタイムにリアル弦を鳴らしているじゃありませんか、電気使っていると言うだけで、本体も、弦も、ピックも、マイクも、電子回路も、アンプも、どこもバーチャルなんかじゃない、全てリアルなんです。そんな楽器の演奏スタイルは、既に特殊な人間の間だけに通用するインターフェイスになっているんですよ。
なので、もしかすると、ちゃんとしたハードウエアを持った、キーボード楽器(シンセサイザー)もアコースティックに入れても良い時代がすぐに来るかも知れません。そう、ちゃんと専用の電子回路を持った、音源モジュールでさえ、とってもアコースティックに思えてきます。
楽器を手で弾く時代じゃないわけですからね。そんな時代に、新しい音楽が生まれないわけがないし、そんなジャンルから見ると、楽器を手で奏でている事がアコースティックに思えるようになってきたのです。


次回の楽器フェアが楽しみです。既に一部のマニアのものでしかないリアルな楽器は、2年後にどこまでリアルであり続ける事が出来るでしょうか。
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| MusicFair '07 | 22:23 | comments(7) | trackbacks(0) |
楽器フェア2007 番外編
番外編は、たった一つの内容です。今回のオマケベスト1です..

こんなんですが、わかります?

袋が光っちゃってわかりにくいですが、いわゆる金太郎飴です。よーく見ると、なんだか吹奏楽とかやってる人にはわかるでしょう...

そう...



金太郎飴の絵が吹奏楽関連ブランドのロゴになっているというわけです。

いや、これは食べられません。


PS.お店の人の話によると、金太郎飴業者に頼むとほぼ何でも作ってくれるんだそうで...
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| MusicFair '07 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
楽器フェア2007 11月3日 その他
楽器フェア2日目の、ピアノ、ホルン以外についてです。


まずは、フルート。
実は、30年ほど前にムラマツの一番安いフルートを買って...未だに我が家にある訳ですが、先日ちょこっと吹いてみ、いやこれがまたボロい訳で、誰かがはじめるにしても買い換えないとダメかなぁ、と思っていたのです。その興味の範囲ですしかありませんので、買うつもりも無いのですが、ちょいと見てきました。


写真が全く無いので、各メーカーリンクを以下に...詳細な情報および、モデル名などについては、こちらで確認してください。
三響フルート製作所(http://www.sankyoflute.com/)
ムラマツ(muramatsu flute http://www.muramatsuflute.com/)
ヤマハ フルート(http://www.yamaha.co.jp/product/wind/wood/fl/index.html)


・ヤマハ管楽器ブース
エチュードモデル...頭部が銀、その他は洋銀のモデル...管体の軽さ、薄さが災いしてか、我が家のムラマツと同じ素材でありながら今一つの感があります。扱い安さと言う面でヤマハはさすがですが、音色も今一つだし、音量も貧弱で、練習曲をステップアップしていくうちに、物足りなくなる事は確実です。
その一つ上のモデル...頭部、中部、足部ともに銀。メカが洋銀です...これなら、と言う音がするのと、エチュードモデルには無い懐の深さが魅力です。ソリストクラスのハイレベルな曲を吹こうと思うと、不満が出るでしょうが、初心者には十分なレベルではないでしょうか。出来れば、もう一つ上のモデル(メカも銀で、リングキー)の方が格段に良いのですが、値段もエチュードモデルの3〜4倍なので、2倍のこの辺りが初心者のベストマッチ、と言う感じです。


・プリマ楽器ブース
プリマが目的ではなく、三響フルートが目的です。
ヤマハ同様、エチュードモデルと、その1つ上、2つ上を吹かせていただきました。曲が吹けるわけではないので、お恥ずかしい話しですが、ここでも音階を吹くだけですが...
ヤマハとほぼ同じ印象ですが、レベル毎の値段差(2万円程度こっちが高い)分、こちらが上という感じでしょうか。代表的なフルートメーカーと言うと昔から、国内ではこの三響と、ムラマツなんですが、常にヤマハの上を行く品質と音色が特徴でした。その過去の栄光は未だに健在のようで、若干の値段差がありますし、ヤマハも良くなったと思いますが、専門メーカーだけに一枚上手のように思いました。
ヤマハと三響なら、たとえエチュードモデルでも、僕なら三響を選びます。価格差以上のよさが、購入後に感じられるであろう事が予想されるからです。


・その他フルート
残念ながら、ムラマツは前回同様メーカー出展が無いみたいです。どこか(モリダイラとか)ショップブースには有ったのかも知れませんが、それほど積極的に探しもしなかったので...
一度、我がぼろフルートを持って、支店を訪れるのが良いかも知れませんね。オーバーホールする価値があるのか、判断しなければいけませんし。(^.^)


さてその他は、世界のプロに愛されるパウエルなど、展示を拝んで帰ってきました。フルートに限らず、Otto、Schmit、Wurizerなどプロ用管楽器(オーボエ、ホルン、クラリネットなど)たちは、桁の違うお値段なので...どうも、この世界はいけません。(高級ピアノよりは安いっちゃぁ安いですけどね)
その手の高級管楽器は、管楽器販売専門店ドルチェ楽器さん(http://www.dolce.co.jp/)が、比較的有名です。




ギター、ベース

僕はこの世界から離れてしまって、随分となりますが、昨年ホルンをはじめた下の子は、ジャズに興味を持ち始めて、実家にあったギターとベースを自分の部屋に持ち込んで遊んでいます。
なので、関連ブースをちょっと見学。

と、意外と良いものが見れました。
実は知らない人でしたが、トシ・ヒケタ氏のデモライブを目の前で見ることが出来ました。
ToshiHitake氏のサイト(http://toshihiketa.com/top.html)
はじめてみても、テクニック的には最高のものを持っている事は、僕でも判るほどのテクの持ち主でした。それを本当に、数メートル前で、本人とにらめっこしながら聴き、見た、と言うことです。いやぁ、圧巻...実は、我が子はエアじゃないかと思ったそうです。軽く弦を抑え、軽く弦を爪弾き、触って、軽いチョーキング...確かに初めて見るとエアにしか思え無いかも知れません。(^.^)

その後、別のブースで、6弦ベース、フレットレス、普通のベースの3人だけのベースオンリーバンド。これまた圧巻...ベース、リードギター、リズムギター、リードベース、そしてドラムが、ベース3台だけで再現されています。しかもどう聴いても、全てアドリブ。他を圧倒するパワーとテクニックです。

そのもう少し後で、別のブースで、米国人らしきギタリスト...テク的には普通です...先ほどのToshiHiketa氏に比べると高いテクを披露しているわけではないのですが、全体のリズム感と、グルーブ感などの音楽的カリスマ性は、ぴか一! これまた凄いライブを垣間見ました。

これらを見て、我が子は何を感じ、何を得たのかは判りませんが、かなりショックを受けていたみたいです。


シンセサイザーなど...最近、全く知らないので、本当は見たかったのですが、時間切れでした。まぁこれからWebで調べることにしましょう。


追加)ハンドベル:
アプリハンドベル(http://www.prima-gakki.co.jp/public_html/catalog/applyhandbells_catalog/index.html)
日本製のハンドベルが出品されていました。2オクターブで100万円と、これまでの輸入物に比べるとかなり安いセットのようです。本体の展示とあわせ演奏時のビデオが流れていました。その奏者は、リンク先にもある大石光男・由紀子 夫妻なのですが、由紀子さんと思われる方が色々と説明くださいました。家族で一つづつ手にして、鳴らしてみたり、色々とトリッキーと思える奏法などを披露して頂き、まねして見たり...と、とても勉強になりました。
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| MusicFair '07 | 23:08 | comments(2) | trackbacks(0) |
楽器フェア2007 11月3日 ホルン
楽器フェア2日目の、ホルンについてです。
子供の引率はこれが目的です。中学に入ってホルンを吹き始めたので、良いホルンの吹き比べをしたくなったらしいです。まぁこれも勉強と思って、一緒にホルン展示を回りました。
ちなみに、楽器フェアでは、特に奏者によってマウスピースを選ぶ楽器は、自分のマウスピースを持っていけば、ほぼどのブースも試奏可能です。


・ヤマハ管楽器ブース
色々と吹き比べましたが、僕よりも1年ほどホルンを吹いてきた子供が以外にも気に入らないとか...吹きにくいとか言い出しました。確かに、安価なスクールモデルに比べると、とても抵抗感の強いホルンですが、それほど鳴りにくいというほどには感じないのですが...まぁ肺活量とか、体力とか言うフィジカルな差があるのでしょう。彼はまだ14ですしね。体が出来てくると、それなりに良さがわかるようになるのかも知れません。

ホルンだけでなく、近年のヤマハの管楽器は、価格さえ気にしなければ、きっと気に入る一本が見つかるほどの完成度と、言われているのですが、確かにそんな感じがします。大学、プロ、アマ問わず、良く用いらているのは、嘘でもなく、権力でもなく、実力のようです。


・野中貿易ブース
ここは、ホルトン、ハンスホイヤーです。なぜか僕が持っているサックスのセルマーもここの扱いですが、僕は今回マウスピースを持ってきませんでしたので、子供のホルンだけを見学しました。

ホルトン:アメリカ管楽器の代表的ブランドです。欧州の物に比べると、音が大きく、煌びやかで、多くの楽器の中で目立つのが目的のような音が特徴と言う感じでしょうか。
僕は欧州製の特徴的なアルプホルン(実際にスイスアルプスの山中で吹かれる、絵に描いたような木製のナチュラルホルン)のような牧歌的な音が好きなのですが、アメリカ製は音が派手です。バリバリと割れたようなあらあらしい音も得意な楽器です。

ハンスホイヤー:子供の持っているのは、ここの20年ほど前の中古です。たまたま見つけて、音が良いし、値段も安いので買いましたが...ノーラッカー(塗装なし)なので、見た目がサビサビで、今的にはちょっと残念な楽器です。
試奏した結果は、その20年前の設計を発展させたモデルが、気に入ったようです。まぁあたりまえのように、似た設計なので音も似てますし、吹き込みも似かよっていて、音の出しにくい部類に入りますが、吹き込めば吹き込むほど、見事に意思に答えてくれる頼もしさがあります。
値段は高いですが、新しいモデルも吹きました。こっちは、説明員の言うとおり、アメリカ傾向の音です。全体のなり易さに増して、音の明るさ、派手さは、アメリカ製を意識した音造りになっているように思いました。


野中楽器と言う一つの楽器商社で、2つのホルンのブランドを扱っている理由は、この音の差にあるわけですが、世界的にホルンに限らず、管楽器はアメリカ傾向の音に偏り始めているらしいです。特に吹奏楽で多用される金管楽器は、売上の9割以上を吹奏楽奏者が占めるわけですが、その中でも目立つ音と言うのが条件になるらしく、結果的に欧州のようなおとなしい音が好まれなくなったらしいです。
実際に、我が子の吹奏楽部も、ホルンと言えばバリバリと割れる派手な音、と言うのが特徴的な音色と思われているようで、僕の好きな牧歌的な遠くに通る澄んだ音では無いのだそうです。


・ヤマハトレーディング管楽器ブース
目的はアレキサンダーのホルンです。目指すは、名機103。

いやぁ、これは凄いの一言でした。はじめは、全く楽器に馬鹿にされて、だめかと思ったのですが、意外や意外、鳴る鳴る...(^.^) しかし、崩れない、壊れない、とても制御しやすく、懐が深い。好まれる理由がわかる気がしました。牧歌的アルプホルン音から、派手な吹奏楽音まで、自由に出せる懐の深さはとても魅力があります。音色的にも、これがアレキサンダートーンか、と言う特徴的な抜けの良い音です。
はじめ、離れてみていた説明員の方が、「売ってる自分が言うのもなんですが...」との前置きをおいて、これほどの良いホルンは無いとの言葉。まぁ、アレキ以外にもプロしか知らないような、名機も色々有るのでしょうが、プロ、アマ問わず実際に現場で使っていける、誰でもが良いと思えるホルンはアレキだけだろう、と言う話しでした。
確かに、ちょっと僕が吹いただけでも、そのポテンシャルを充分に感じることの出来るホルンでした。
...でも、高い! プロ専用メーカー並みの価格です。


その他、プロ用専用メーカーを除いても、まだまだ多くのブランドがあるのですが、とりあえず時間切れ。まして、アレキサンダーを試奏した後では、ちょっと色眼鏡がかかるのを恐れて、他の試奏はあきらめました。体力的にも、これが限界かも知れません。けっこう疲れました。(-_-;)
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| MusicFair '07 | 23:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
楽器フェア2007 11月3日 主にピアノについて
昨日は、楽器フェア二日目でした。子供の引率とは言え、まぁそれなりに気合入れて見学したつもりです。

・ユーロピアノブース
メイン展示のセミコン...フルコンとはまた違う魅力のある、サイズです。いずこかの小さなホールから引き合いがきているとか...現所有の、スタインウエイのフルコンにガタが来たとの事で、今度はベヒのセミコンとは、なかなか良いですね。

最近は、小さかろうが、大きかろうが、スタインウエイのフルコンが入っていてなんだかおかしな世の中です。300人程度の小さなホールには、セミコンでじゅうぶなハズなんですが。


・ユーロピアノ別室
昨日同様、ベヒのA160、L167を少し弾いてきました。
今回は、混みあっていて予約したので、締め切って僕たち家族だけで試弾させてくださったのは、ラッキーでした。15分ほどして、説明を担当してくださったのは、ユーロピアノのトップ技術者のMKさん。4年前に、ベヒ118を買ったのは、この方が実機を使って懇切丁寧に説明して下さったのも大きく左右していたのですが、当のMKさんは僕の事を半分以上お忘れだったようで...事情をお話ししたら思い出してくださいました。(^.^)
色々とお話ししてから、退室...過去のベヒが好きならA160、新しいベヒならL167を選択するべきで、値段で判断しないように、と言う忠告を頂きました。値段による、コストのかけ方の違いが確かにあるが、全体の設計の違い、音の違いを判断基準にしてください、と言う事のようで、技術者さんらしいアドバイスが良かったです。


・カワイ
SK-EX、SK-5、SK-3。


EXはさすがです。下のヤマハとは対照的に、グランドピアノに対する気合を感じる、とても良い音造りです。以前のSKシリーズがどうだったか、と言われると場所も違えば、年代も違うので一概には言えないですが、全ての点である程度以上の満足の行く造りはさすがです。4年前に比べると、値上がりしていて残念ですが、ユーロ高で毎年一割は上がって行く輸入ピアノに比べると、問題にしてはいけない範囲かも知れません。値段なりの判断をすると、コストパフォーマンスがとても高いピアノです。


・ヤマハ ピアノブース
今回のヤマハの展示は、生ピアノはCF-IIISのみ。後は、電子ピアノばかりです。グランドアクションをそのまま利用したDGPシリーズが大きく展示されているのが、何か象徴的な感じがしなくは無いです。
先月発表された、Cシリーズの新製品は、予約制の別室の展示で特定ユーザーだけを対象としているものでした。前回(2年前)は、新Sシリーズでしたが...


・ヤマハ別室

30分の予約制で、C1,2,3,5,6,7 C3A,6A の試弾会でした。

まずはC3、C3A、C6Aの順で...場所が悪いのでしょうか、C3、C3Aは精彩を欠くなんとも重鈍な雰囲気。C6Aは過去のヤマハの音がちゃんとしていましたが、他はサイズなりのよさはありますが、レスポンス、音の張りなど、全ての点で満足の行くものでは有りませんでした。同席していた係りの女性も、「皆さんそうおっしゃいます」と説明に困ってクビをひねるありさまです。これがもし今のヤマハの音であれば、どうなっちゃうんだろうか、と言う疑問が残る試弾に終わってしまったのが残念でした。

これがヤマハだぜ! って言う状態のヤマハ新シリーズをどこかで触ってみたいものです。


・丸一ピアノハープ社別室
昨日とは違って、208センチのグランドが、うるさいほど鳴っていました。

会議室程度の部屋に置いてあったのもいけないと思うのですが、鳴らすと部屋がビビッてしまうほどです。全体のバランスはサロンコンサートには申し分の無い感じなのですが、難を言うと鳴り安すぎかも知れません。pppも出しやすいので、問題は無いのでしょうけど、自分がうまくなったかのように、本当に良くなります。僕のような繊細なコントロールが苦手な人間には、向いていないかも知れませんね。


・スタインウエイブース
実は、初日に楽器フェアでは初めてスタインウエイブースに立ち寄りました。以前から疑問だった、キラキラ過ぎの雰囲気は無くて、とても良い音がするのには、驚きました。こんなにしっかりと良く鳴り、奥行きのあるスタインウエイは、これがはじめてです。

ボストンもこれまでの印象とは異なり、とても奥ゆかしい良い音がします。カワイブースのSKとは性格が異なりますが、価格的にもかなり良いライバルになりますね。OEMとは言え、カワイが自分でライバル作っていると言うのもおもしろいですが...

ただ、ちょっと疑問はエセックスの展示。なんでスタインウエイがエセックスを展示するのか...判りません。スタインウエイプロミスがここでも働くのでしょうか...(-_-;)

PS.我が家はベヒのアップライトである事を知った担当者が、ベヒでもスタインウエイプロミス相当以上のサービスします、と隣にいたカミさんにも聞こえない程度にこっそり話してくれたのは、ここでバラしちゃうとヤバイですかね。まぁ、僕に話してくれていた担当者の方の独断なんでしょうけど。(^.^)
本当だとして、とても気に入ったスタインウエイ見つけても、ベヒを売る気は、全く有りませんけどね。
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| MusicFair '07 | 23:59 | comments(2) | trackbacks(0) |
楽器フェア2007 超ミニオフミ
今日は、楽器フェア2日目。

昨日、ほとんど興味の範囲を網羅してしまっているので、今日は子供の引率です。
で、その前に実は、ミニオフミ...

TheBBSで知り合い、ここにもたまに足跡を残して頂いている、アラビアのオレンス氏とお会いしました。僕ほど楽器フェアにご興味の無いオレンス氏を、ここまでお呼びしてしまったのは、ちょっと無理があったのかも知れません...ユーロピアノブース前でお会いした時には既に、興味の範囲を見て回られた後との事でしたし、僕も家族引率中ということもあって、その場でご挨拶して終わりとなりました。
とにかく、近いうちにちゃんとしたオフミをやりましょうね、と言う約束をした訳ですが、こりぱぱさんの月命日にお会いできたのは、とても意義があったのかも知れません。ふと、そんな事を思った、超ミニオフミでした。

アラビアのオレンスさん、ありがとうございました。

その後、閉館6時までずっとフェアを見て回りました。その辺りの報告は明日。
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| MusicFair '07 | 23:59 | comments(2) | trackbacks(0) |
楽器フェア2007 11月2日
前回ほどのノリはありませんし、写真もあまり撮っていません。と言うか、僕の興味のあるところにあまり変化が無い、と言う方が良いかも知れません。

興味のあったところから...

ユーロピアノブース:
4年前にお世話になった営業担当の方に挨拶して、世間話...グランド欲しいけど、高いよなぁ〜、などと...

ユーロピアノの別室:
A-160、L-167、Classic118、Balance8、SauterDomino、NEUPERT Zenti(Spinett) を少し弾いてきました。(写真が無くてスミマセン。)
L-167は相変わらずの良い音。A-160も価格対比ではベストの音かも...その他アップライトはいつもの音。
今回ノイペルトのスピネットは久々の展示...



カワイブース:防音室
SK7が入っていて、弾いてきました。後々、グランドを買うとなると、やっぱり防音室、と言う頭があって少し見てきた、と言うことですが、結果的にピアノ弾いて出てきただけです。


その他、SK-EX、SK-3、SK-5、クリスタルピアノの展示を見てきました。

ヤマハブース:
ピアノの展示は、どこか別のところでやっていたのでしょうか...まともなピアノはCFのみ。その他はデジタルグランドを嫌に強調しています。

・マリンバ

特に思い入れがあったわけではありませんが、最低音の木の大きさに感心して、ちょっと叩いてみて凄い低音が出るのに驚いた、と言うだけです。(^.^)

・チェレスタ
以前見たチェレスタ(松尾楽器さんの展示物)を見たときは、とても複雑は構造だった記憶がありますが、このヤマハのチェレスタはとても単純な構造です。

ハンマークラービアの様な単純な構造のアクションハンマーの上に、ひっくり返した鉄琴が乗っている感じです。チェレスタにはお約束の様においてある「くるみ割り人形」のピアノ譜...こんぺんとうの精の踊りを少し弾いて、雰囲気を味わってきました。


・グロトリアンブース:
グロトリアンと言うよりは、丸一ピアノハープ社のブースなので、弦楽器が多く、ピアノはアップライト1台のみ。前回と同様、別室にてピアノの展示をしているとの事。

・グロトリアン別室:
新モデルCharis(208センチ)、どのモデルか忘れましたが新品、と中古のアップライト1台づつ。
Charisは、スケールメリット以上の素性のよさを感じました。実はグロトリアンは初めて触りましたが、さすが歴史あるメーカーの一つだけあります...その懐の深さ、表現力の広さには特筆すべきものがあります...しかもそれらが制御しやすいのにも驚き。
新品アップライトはまだこなれていない感じがしますが、これも素性の良い雰囲気。
中古アップライトは逆にバランスの崩れが否めませんが、音がこなれていてとても良い感じ。とりあえず、今弾くならこっちと言う感じです。

・デルマリコ(リードオルガン)別室:
詳しいことは判りませんが、僕の知らなかった世界でした。

音は離れて聴くとほとんどパイプオルガンです...ピアノとは別室なのですが、漏れ聞こえる音は本当にパイプオルガンでした。そばに行って見ると、確かにリードオルガンの音。
しかも写真の通り、ストップがあって音色を選ぶことが可能。鍵盤もスプリット型でそれぞれにストップが選べます。16フィート音はかなり低くて荘厳な響きが楽しめます。

裏を空けると

リードオルガンと言うことが判ります。上の黒い棒がストップバー、その下にリードの段...下の大きな箱はふいごと圧力をためる箱のようです。


楽譜即売ブース:
群がる人たち...

春秋社の古い版が半額で出ていたので、少し買いました。(^.^)





今日はこんな感じでした...明日は、子供の引率がてら、ピアノ以外のブースを回る予定です。
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| MusicFair '07 | 23:13 | comments(2) | trackbacks(0) |
楽器フェア2007
今日、11月2日と、
明日、11月3日は、

連日、楽器フェアに行って来ます。
| MusicFair '07 | 08:46 | comments(2) | trackbacks(0) |
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