2008年の読書集計ですが、2005年から始まったこの読書記録は、年々少なくなってしまってますね。実に、今年ははじめた頃の半分ほどしか読めてません。
原因の一つは、読み込む、と言うか没頭できる作家に出会っていないからだと思います。今年も、極端に小説が少なく、エッセイでも作家を専業とする人が少なくなっています。
さて、今年はそんな没頭できるような作家を見つける事が出来るでしょうか。
小説:
・乳と卵 /川上 未映子著
・海 小川洋子
・わたくし率イン歯ー、または世界 /川上 未映子
・夜明けの縁をさ迷う人々 /小川 洋子
・先端で、さすわさされるわそらええわ /川上 未映子
・ミーナの行進 / 小川 洋子,寺田 順三
・ひとり暮らしののぞみさん /蜂飼耳
・紅水晶 /蜂飼 耳
・沈黙の惑星を離れて /CSルイス
・ダイング・アニマル /フィリップ・ロス
・転身 /蜂飼 耳 著
エッセイ:
・走ることについて語るときに僕の語ること /村上春樹
・平成おとぎ話 /河合隼雄
・ミジンコ道楽―その哲学と実践 /坂田 明
・ミジンコの都合 /日高 敏隆、坂田明
・ポートレイト・イン・ジャズ /和田 誠、村上春樹
・ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫) /和田 誠、村上春樹
・ビンボーな生活 ゼイタクな子育て /古茂田宏
・思うとおりに歩めばいいのよ (ターシャ・テューダーの言葉)
・人生を幸福にしてくれるピアノの話 /熊本マリ
・わたしのマトカ /片桐はいり
・グアテマラの弟 /片桐 はいり
・パリの香り、夢みるピアノ―パリ音楽院と原智恵子に学んで /中井 正子
・役にたたない日々 /佐野 洋子著
・猛女とよばれた淑女―祖母・齋藤輝子の生き方 / 斎藤 由香
・みみずくの夜メール /五木 寛之
・みみずくの夜メール〈2〉 /五木 寛之
・マンボウ遺言状 /北 杜夫
児童書:
・宇宙への秘密の鍵 /スティーヴン ホーキング,ルーシー ホーキング
業界書:
・iPodをつくった男 スティーブ・ジョブズの現場介入型ビジネス /大谷 和利
・スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡 /林 信行
・iPhoneショック ケータイビジネスまで変える驚異のアップル流ものづくり /林 信行
・携帯電話はなぜつながるのか /中嶋 信生,有田 武美
・アップルとグーグル /小川 浩 林 信行
・グーグルvsアップル ケータイ世界大戦 /石川 温
・原価管理 (図解でわかる生産の実務) /B-ENG
・Palm クロニクル /井上 真花,山田 達司,田中 裕子
と言う事で、良く見ると、小川洋子さんは読破しました。川上未映子さん、蜂飼耳さんは、若い方で発表作も少ないので、読破というほどでは有りませんが...でも、少なくとも次の発表作も手にしてみたいと思う方々の一人となりました。
そして、中井正子さんは、ピアニストとしてのエッセイですが、とても得る物が有る一冊で、コンサートを聴きに行くきっかけになったばかりか、僕のピアノに対する考えや、練習の方向性にもとても参考になりました。